農業・食料ほんとうの話

農業・食料ほんとうの話記事一覧

農業・食料ほんとうの話〔第152回〕 地産地消から循環・縮小社会へ ~篠原孝著『持続する日本型農業』から考える~ 鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第152回〕 <span class="br">地産地消から循環・縮小社会へ</span> <span class="br">~篠原孝著『持続する日本型農業』から考える~</span> <span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

日本農業はグローバル化の波にさらされ、食料安全保障の崩壊危機が懸念されている。衆議院議員の篠原孝氏は、持続的に安全な食料を確保し食料主権を取り戻すためには、地産地消や地域循環型農業を重視すべきだと、長年にわたり主張してき […]

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公開日:2024/04/01 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第151回〕農業攻撃の本質を見極めよう鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第151回〕<span class="br">農業攻撃の本質を見極めよう</span><span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

2024年1月、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で、水田に水を張る稲作そのものを否定し、農業や漁業が環境を破壊する犯罪行為だとする暴論が飛び出した。プライベートジェット機でダボス入りして温室効果ガス排出を大きく […]

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公開日:2024/03/01 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第150回〕地域農業振興プロジェクトに希望~観光業界も動く~鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第150回〕<span class="br">地域農業振興プロジェクトに希望~観光業界も動く~</span><span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

地域農業・農村の「消滅」の危機が進行する中、地域の観光産業や、企業、商店街など、様々な分野の人々が一緒になって、地域全体を巻き込んだ自発的な地域経済活性化プロジェクトの中に食料生産を位置づける取り組みは着実に成果を挙げて […]

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公開日:2024/02/01 記事ジャンル: 配信月: タグ: / / /

農業・食料ほんとうの話〔第149回〕
規制改革の主張の間違いを「見える化」する
鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第149回〕<br> 規制改革の主張の間違いを「見える化」する<br>鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

拙著『協同組合と農業経済~共生システムの経済理論』がJA研究賞を受賞した。食農資源経済学会賞に続く受賞で、評価して下さった皆さん、一連の研究を指導して下さった皆さん、一緒に研究に取り組んできた学生の皆さん、多くの方々に感 […]

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公開日:2024/01/04 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第148回〕情報をどう読み取るか~遺伝子組み換えトウモロコシ論文をめぐる経緯~鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第148回〕<span class="br">情報をどう読み取るか~遺伝子組み換えトウモロコシ論文をめぐる経緯~</span><span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

フランスのカーン大学のセラリーニ教授の衝撃的な論文が学会誌に掲載されると、一部から大きな批判が捲き起こり、一度掲載された論文が取り消される事態となったが、その後、別の学会誌で再掲載されている。もう一度、経緯を確認しておき […]

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公開日:2023/12/01 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第147回〕食料・農業危機の深刻化とコオロギとの関係鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第147回〕<span class="br">食料・農業危機の深刻化とコオロギとの関係<span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

国際情勢もさらに悪化し、猛暑もあって、国内農家の疲弊もさらに深刻化しているが、国内農業振興による自給率向上のための政府の抜本的な対策は出されていない。一方で、昆虫食や人工肉、無人農場などのフードテック投資が議論されている […]

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公開日:2023/11/01 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第146回〕 猛暑が農家の赤字を増幅し、消費者の家計も直撃~政策出動の必要性~鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第146回〕 <span class="br">猛暑が農家の赤字を増幅し、消費者の家計も直撃~政策出動の必要性~</span><span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

日本中が猛暑で悲鳴を上げ、農作物への被害も顕著になりつつある。肥料、飼料、燃料などの生産資材の高騰で赤字に苦しむ農家に「追い討ち」の減産で赤字膨らむ北海道をはじめとした日本の酪農・農業。価格が上がってもコスト高は吸収でき […]

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公開日:2023/10/02 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第145回〕 農政における「食料自給率」と「担い手」 鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第145回〕 <span class="br">農政における「食料自給率」と「担い手」 </span><span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

今後の農政の方向性を定める食料・農業・農村基本法の見直しにおいて、食料自給率の位置づけが後退し、多様な担い手の位置づけも後退している。自給率向上を重要な目標とせず、一部の目先の「効率性」を追求する方向性が強まっている。「 […]

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公開日:2023/09/01 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第144回〕牛の健康がすべてにつながる鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第144回〕<span class="br">牛の健康がすべてにつながる</span><span class="br">鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</span>

場当たり的な目先の判断で、農家を苦しめ、牛の命を翻弄する政策は、結局はだれの利益にもつながらない。牛にも人にも環境にも優しい取組みこそが、高い生産性と経営の持続性をもたらすということを忘れてはならない。 クリックして読む

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公開日:2023/08/01 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

農業・食料ほんとうの話〔第143回〕崩壊危機の農業を救わないまま、 なぜ有事の「増産命令」なのか?鈴木宣弘 東京大学大学院 教授

農業・食料ほんとうの話〔第143回〕<span class="br">崩壊危機の農業を救わないまま、 なぜ有事の「増産命令」なのか?</span><span class="br"><small>鈴木宣弘 東京大学大学院 教授</small></span>

生産資材の暴騰で倒産も相次ぐ日本の農業危機は深刻さを増している。それを改善するための抜本的な対策が出されないまま、有事には、作目転換も含めて、農家に増産命令を発する法整備をする方向性が示された。現状の農業の苦境を放置した […]

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公開日:2023/07/03 記事ジャンル: 配信月: タグ: / /

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