農業・食料ほんとうの話〔第159回〕
2009年の農水大臣による画期的な農政改革提案
~米国型の不足払い制度の導入~
鈴木宣弘 東京大学大学院 特任教授
自民党の石破茂総裁が 1 0 月 1 日に首相に選出された。その後、衆議院を解散、2 7 日に投開票の選挙を迎える。2 0 0 9 年の初め、当時の石破農林水産大臣が、2 0 0 8 年に筆者が刊行した『現代の食料・農業問題~誤解から打開へ~』(創森社)を三度熟読され、大臣室で当初は筆者と二人だけで相談し、この本に基づいて農政改革を実行したいと表明された。今回は、拙著をベースにした農政改革の議論の経緯を紹介する。
クリックして読む公開日:2024/11/01 記事ジャンル:農業・食料ほんとうの話 配信月:2024年11月配信 タグ:役職員学習 / 組合員学習 / 農業・農政