農業・食料ほんとうの話〔第158回〕
食生活「洋風化」の深層
鈴木宣弘 東京大学大学院 特任教授
ご飯を中心とする日本型食生活は、栄養バランスのよい健康的な食事である。しかし、この伝統的な日本型食生活を脅かしたのが、戦後すぐのアメリカによる小麦戦略だった。日本人の食生活の洋風化が、日本農業の弱体化と自給率低下をもたらしたといってよい。奥深くに隠された、コメ食の批判と小麦の奨励の裏側を探る。
クリックして読む公開日:2024/10/01 記事ジャンル:農業・食料ほんとうの話 配信月:2024年10月配信 タグ:役職員学習 / 組合員学習 / 農業・農政