2024/09/02 更新

【協同の歴史の瞬間】
賀川豊彦の「乳と蜜の流るゝ郷」(その10)
1934(昭和9)年『家の光』12月号
立体農業への模索が始まる。父の死と村の悪習、そして禁酒会の提案。
監修/堀越芳昭 山梨学院大学 元教授

#協同の歴史#役職員学習

ニワトリの飼育方法、とりわけ渋抜きの方法を知るために東助は、「新見栄一(にいみえいいち)」に手紙を書く。その返事を見て、柿ノ木の省七はこの方法でやれば「貧乏の山村でも生活に困らない」と立体農業に興味を示す。新見栄一は、賀川が自分を託した人物で立体農業の必要性を強調したのである。

そういう話をしているところに、東助の父春吉がなだれに巻き込まれた、との情報が入る。青年団の助けを借りて父を捜すが、死体で見つかる。お通夜、葬式に臨む東助を酒に関する村の悪習が苦しめる。それを改善するため「禁酒会を村で起こそう」という約束が成立する。

クリックして読む (お通夜)

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