【提言】
ひとりひとりが“私”として輝いてこそ地域文化と暮らしの価値は豊かになる
辰己佳寿子 福岡大学 経済学部 教授
農村をフィールドに地域文化や暮らしを研究してきた辰己さんは、ともすれば慣習的と思われてきた農村のさまざまな組織に、所属する個人の変化が訪れていると指摘する。組織の内外でひとりひとりが個性を発揮することによって、多様性のある農村の魅力と価値が力強く生み出されているという。
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