【協同の歴史の瞬間】賀川豊彦の「乳と蜜の流るゝ郷」(その2)1934年(昭和9年) 『家の光』1月号・2月号~杣人万吉と春駒に出会う。春駒の話から、産業組合研究に思いを寄せる~ 監修/堀越芳昭 山梨学院大学 元教授

教育者であり、賀川豊彦らとともにキリスト新聞の創刊に尽力した武藤富男氏は、「『乳と蜜の流るゝ郷』は、農村問題の解決には立体農業と、協同組合による以外に途のないことを主張し、その実行の具体的な方法手段を教示しようとしたものである」と述べている。

この至言を頼りにして、今後数回にわたり立体農業と協同組合を二本柱にしてどう農村問題を解決しようとしたのかを中心に、賀川の教示しようとしたもの、当時の青年をひきつけた理由などを探っていきたい。

今回は、主人公田中東助が会津磐梯山のふもとから長野県上田市に旅するなかでの出来事、将来の伴侶となる駒子(当時は芸者春駒)との出会い、さらに東助が産業組合を研究したいと思うようになった契機を見ていきたい。

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公開日:2024/01/04 記事ジャンル: 配信月: タグ: /

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