農業・食料ほんとうの話〔第145回〕 農政における「食料自給率」と「担い手」 鈴木宣弘 東京大学大学院 教授
今後の農政の方向性を定める食料・農業・農村基本法の見直しにおいて、食料自給率の位置づけが後退し、多様な担い手の位置づけも後退している。自給率向上を重要な目標とせず、一部の目先の「効率性」を追求する方向性が強まっている。「自給率向上を目標に掲げると非効率な経営まで残ってしまう」という視点も透けて見える。
クリックして読む公開日:2023/09/01 記事ジャンル:農業・食料ほんとうの話 配信月:2023年9月配信 タグ:役職員学習 / 組合員学習 / 農業・農政