【協同の歴史の瞬間】1935(昭和10)年7月1日『家の光』7月号が発行部数百万部突破する(その2)~編集後記でも百万部突破を喜ぶとともに第二の首途と意気込む~監修/堀越芳昭 山梨学院大学 元教授
1935(昭和10)年の『家の光』7月号は遂に発行部数が百万部を突破した。前回は、当時の編集部長有元英夫の「百萬部發行の悦びを迎へて」という記事をみて、『家の光』の発行を企画し、日本一の発行部数になるまで成長させ、かつさらに発展させようとする彼の姿勢を確認した。今回は、7月号の「編輯後記」で語られている百万部突破の喜びとその後の『家の光』の在り方をみていく。そしてさらに、その後の展開を追うが、戦時体制のもとでさまざまな苦悩を強いられる。
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