【協同の歴史の瞬間】1933(昭和8)年12月1日 『家の光』12月号で賀川豊彦の小説『乳と蜜の流るゝ郷』が予告される監修/堀越芳昭 山梨学院大学 元教授
1933(昭和8)年12月号の『家の光』に、新年からの「本誌新連載読物の予告」が設けられ、賀川豊彦による小説『乳と蜜の流るゝ郷』の予告が短い文章で紹介されている。まず、この予告の意図をみていく。次に、家の光編集長はなぜ賀川に連載執筆を依頼したのか、さらに賀川がこの依頼をなぜ「快く引き受けたのか」を読み解く。
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